原因はイカに含まれるチアミナーゼという成分です。この成分はチアミンというビタミンB1を分解してしまうので、ビタミンB1欠乏症を引き起こし、神経機能が衰えて運動能力が低下します。このため、人間の8倍もビタミンB1を必要とする猫がイカを食べるとビタミンB1不足になり、いわゆる『腰くだけ』の状態になるのです。個体差はありますが、少量でも足腰がフラフラになり、、歩くのが難しくなる猫もいるようです。
また、 スルメは塩分が多いため、あまり食べ過ぎると塩分の摂り過ぎで腎臓に負担がかかったり、おなかをこわすこともあるのです。